何度も繰り返し申し上げていますが、湯の花せんべいって美味しいですよね。
相変わらず湯の花せんべいを日々楽しんでいる私ですが、最近悩みがひとつできました。
「湯の花せんべいを持ち運びたいけど、缶のままだと大きいし、そのまま運ぶのも味気ないなぁ」
こんな悩みを持つのは私以外にいるのかすら疑問ですが、悩みの種は解決しておきたいところです。
妻にこの悩みを相談したところ「自分で専用ケースでも作ればいいんじゃない?」と言われました。
なるほど。そりゃそうですよね、無いのなら自分で作ってしまえばいいのです。
幸いにも最近趣味でミシンを始めたので、ソーイングの練習にもなりそうな予感。つまり、一石二鳥。
そこで、この記事ではおそらく世界に一つだけの「湯の花せんべい専用ケース」の作り方をご紹介します。
超ニッチな記事になること間違いなしですが、どうか最後までお付き合いください。
材料は手芸屋さんで手に入りやすいものをセレクト
専用ケースを作る上でまずは材料を調達してきました。
湯の花せんべいのデザインに沿うように、ピンクと青を主体としています。
- 青色の帆布(11号帆布)
- ピンクの帆布(11号帆布)
- マジックテープ
- 生地の色に近い糸(60番)
*バイアステープも用意しましたが、結局は使いませんでした。
帆布は号数の数字が小さいほど厚くなります。家庭用ミシンで縫うには8号帆布が限界なのでご注意くださいね。
今回は生地を重ねる箇所があるため、薄めの11号帆布を準備しています。
湯の花せんべいの包装は横が約12cm、縦は約10cm。
これが入るようなケースを作る必要がありますね。
ちなみに完成した専用ケースがこちら。
材料を紹介したところで、以下湯の花せんべい専用ケースの作り方を説明します。
初心者の私でも作れたので、難易度は比較的低めですよ。
【手順①】生地を必要なサイズにカットしてアイロンをかける
まずは帆布を3つのパーツにカットしました。左からサイズは
- メインポケット 横22cm 縦30cm
- 外ポケット 横22cm 縦12cm
- ふた 横19cm 縦15cm
となっています。帆布は厚みがあるので、裏地や接着は使用していません。
カットする前にはアイロンがけを忘れずに。折りジワを伸ばすイメージでアイロンをかけましょう。
多少折りジワが残ってしまっても問題ありません。
これくらいになればOK。やることが大事なのです。
【手順②】「ふた」の四隅を縫い、マジックテープをつける
次は「ふた」を作っていきましょう。
帆布の四隅をギザギザ縫いにして、ほつれないようにします。
その後、帆布を1cm折り込み、縫い代0.5cmで縫ってください。
縫い終わったらマジックテープをつけます。マジックテープは5cmほどにカットしておいてくださいね。
布端から3cmの場所につけるのがおすすめ。私はアイロンで接着するタイプのマジックテープを使用しました。
裏返すとこのような感じに。
*写真の「ふた」は上辺が縫われていないですが、この後縫っています。
【手順③】外ポケットを縫い、マジックテープをつける
外ポケットも四隅をギザギザ縫いでほつれにくくした後、1cm内側に折り込み、0.5cmの縫い代で縫います。
その後、下の布端から4cmの場所にマジックテープをつけます。
先ほどの「ふた」の工程とほぼ一緒なので慣れれば楽ちんですね。
【手順④】メインポケットに外ポケットを取り付ける
メインポケットも他のパーツと同様に、四隅をギザギザ縫いにした後は1cm折り込んで縫います。
布端の折り込みが内側になるように二つ折りにしたら、下の布端から2cmのところに外ポケットを置き、クリップなどで固定します。
クリップで固定したら一度布を広げて、メインポケットと外ポケットを縫い合わせましょう。
【手順⑤】メインポケットにマチを作る
メインポケットの布端の折り目が表になるように、二つ折りにして両端を縫い代0.5cmで縫ってください。
角を三角形におり、幅が3cmのところでカットしてください。写真のように定規で測ってくださいね。
カットした箇所を縫い代0.5cmほどで縫い、マチとなる部分を作ります。
こうすることでメインポケットの部分にマチができあがります。
湯の花せんべいって案外厚みがあるので、マチは必須ですよ。
【手順⑥】メインポケットにふたを取り付け完成
最後にふたをメインポケットにふたを縫い合わせたら完成です。
ふたと外ポケットのマジックテープの位置が一致するように縫い付けてくださいね。
ふたを縫い付ける際に「布用両面テープ」があると便利です。
一旦、両面テープで仮止めをするとスムーズに縫うことができますよ。
実際に湯の花せんべいを専用ケースに入れてみた!
さて、手前味噌ではありますが専用ケースが完成しました。
試しに湯の花せんべいを入れてみたところいい感じにピッタリ。
缶ではなく布製のケースに入っている湯の花せんべいもなかなかにいいですね〜。
外ポケットには私が好きな「御在所ロープウエイ・ブレンドコーヒー」も入れることもできます。
あとはお湯とコップさえあればティータイムセットにもなりますね(笑)
「湯の花せんべい専用ケース」と名付けたものの、もちろん他のものを入れることだって可能です。
ポケットも二つあり大きめなので、普段使いとしても活用できるかもしれません。
ソーイングに関してはまだまだ未熟なため、粗さも目立つ湯の花せんべい専用ケースですが、出来上がると愛着が沸きますね。
物好きな方はぜひ作ってみてください。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!
合わせて読みたい関連記事
【お土産に悩んだらコレ】湯の花せんべいは長年愛されるロングセラー商品 サクサク感と素朴な味がクセになります
【おうちで喫茶店の味】日本一のバリスタが手がける『御在所ロープウエイ・ブレンドコーヒー』が誰でも美味しく飲める理由とは?