「"好きな食べ物"と"好きな食べ物"を掛け合わせたら美味しいのかな?」
多くの人が一度は考えたことがあると思います。もちろん私もそのひとり。
ところで先日、好物であるスパイスカレーを食べていたときにふと思ったんです。
「湯の花せんべいとカレーって合うのかな?パパドと湯の花せんべいはちょっと似てるし。」と
*パパドとはスパイスカレーの上に乗っているインドのおせんべい。
何を隠そう、私の好きな食べ物はスパイスカレーと湯の花せんべい。
「ならば、試してみない手はないだろう!!」ということで実際に湯の花せんべいとスパイスカレーを掛け合わせてみました。
先に結論から申し上げるとこの組み合わせは「意外とアリ」
ただ、結論を述べるだけでは面白くないので、この記事ではスパイスカレーの作り方もご紹介します。
湯の花せんべいの魅力を伝えるべく記事を書き始めたのに、方向性がおかしなことになってきましたね(笑)
スパイスカレーは簡単ってホント!? ポイントを抑えれば誰でも作れる絶品料理
「スパイスカレーって難しいんじゃないの?」
このような疑問を持つ方はおそらく多いのではないでしょうか。
大丈夫です。1週間に1~2回(多い時で4回)はスパイスカレーを作っている私が断言します。
スパイスカレーはポイントさえ抑えれば誰でも簡単に作ることができます。
スパイスもクミン・コリアンダー・ターメリック・カイエンペッパー(チリペッパー)の4 種類があれば十分です。
どれもスーパーなどで購入できるものなので、まずはこれだけでも揃えておくことをおすすめしますよ。
スパイスカレーに必要な材料は全てスーパーで揃う
今回のレシピに必要な食材は以下のとおりです。
スパイスチキンカレー with 湯の花せんべい(2人前)
- 玉ねぎ 中1個
- トマト 1個
- 鳥もも肉 1/2枚
- しょうが、にんにく 1片
- 湯の花せんべい 好きなだけ
- 水 250ml
- 食用油 大匙1
そしてスパイスカレーの核となるスパイスは
- コリアンダーパウダー 小匙1.5
- クミンパウダー 小匙1.5
- カイエンペッパー 小匙1/4
- ターメリックパウダー 小匙1/4
- 塩 小匙1/2
材料は湯の花せんべいを除き、全てスーパーで手に入ります。
ちなみにトマトはトマト缶でもOK。その場合はトマト缶100gを使用してください。
初めての方でも美味しく作れるように、写真多めかつ丁寧に説明していきますのでご安心を。
【手順1】油にしょうがとにんにくの香りをうつす
まずは、フライパンに食用油を入れて、油がサラサラになるまで加熱しましょう。
その後、みじん切りにしたにんにくとしょうがを入れて弱火で香りをうつしていきます。
にんにくとしょうがの青臭さがなくなり、こんがり色味がついてきたらOK。
火を強めすぎると焦げてしまうので要注意です。
【手順2】たまねぎを入れてキツネ色になるまで炒める
粗みじん切りにしたたまねぎと塩少量(分量外)を入れて、中火〜強火で炒めます。
ポイントは玉ねぎを動かしすぎないこと。
フライパンに玉ねぎを焼き付けるようにして、玉ねぎの脱水をすすめていきましょう。ちょっとの焦げは気にする必要はありません、むしろ旨味となります。
玉ねぎの底のほうがこんがりとしてきたら差水をしてください。
そうすることで玉ねぎの炒め具合が均等となります。
玉ねぎが全体的に色づいたら炒める工程はOK。
この玉ねぎを炒める工程が、カレーの美味しさを決定づけるといっても過言ではありません。
【手順3】トマトを入れて水分をしっかりと飛ばす
くし切りにしたトマトをフライパンに入れ、木べらなどで潰すように炒めます。
*トマト缶を使用の場合は、トマトを手で潰してから入れるのがおすすめです。
トマトに含まれていた水分が飛ぶまでしっかりと炒めてください。
焦げてきそうになったら少し火を弱めましょう。トマトの脱水をすればするほどカレーは美味しくなるので根気よく頑張ってくださいね。
【手順4】スパイスを投入する
火を止めてスパイスと塩を投入します。
スパイスを入れたら弱火で2分~3分ほど加熱。加熱することでスパイスの風味がしっかりと際立つので、この工程はサボってはいけません。
木ベラで掬い上げてポテっとしていたらOK。
ちなみにこの段階はいわば「カレールー」の状態です。
冷蔵なら1週間、冷凍なら1ヶ月ほど持つので、自作のカレールーとしても使えますよ。
【手順5】鶏肉を入れて煮込む
具材である鶏肉を入れて、表面に焦げ目をつけていきましょう。
この後、煮込んでいくので中まで火が通らなくても大丈夫です。
水を250ml入れて、沸騰するまで強火で加熱。
沸騰したら弱火にして、蓋をした状態で15分、そのあとに蓋を取って10分煮込んでください。
【手順6】塩で味を整え、湯の花せんべいを乗せたら完成!!
煮込み終わったら味見を欠かさずに。
もし「味が薄いな」とか「なんかコクが足りない気がするな」と感じたら塩を足してください。
塩を足す際はちょっとずつ足してくださいね。塩を入れすぎるとカレー全体が塩辛くなってしまうので要注意です。
最後に湯の花せんべいを乗せたら完成!!
冷めないうちに食べちゃいましょう。
【結論:意外とアリ】辛さのなかの優しい甘味がクセになりそう
スパイスチキンカレーが出来上がったので、いざ実食!!
気になるお味は...「意外とアリ」
カレーのスパイシーさの中に、湯の花せんべいのほのかな優しい甘味がうまく調和しています。
湯の花せんべいのサクサク感もいいアクセントになっていました。
もしかしたら、私は湯の花せんべいの新たな可能性に気づいてしまったかもしれません。
我々が思っている以上に、湯の花せんべいのポテンシャルは高そうです。
「◯◯ × 湯の花せんべい」の可能性は無限大
今回は湯の花せんべいとスパイスカレーを掛け合わせてみました。
本来なら出会うはずのなかった組み合わせですが、意外にも相性は◯
湯の花せんべいの可能性は無限大なのかもしれませんね。
みなさまもぜひ機会があれば、挑戦してみてください。
もちろん、湯の花せんべいはそのまま食べてもとても美味しいですよ。
最後までご覧いただきありがとうございました!