こんにちは、店主の山岡です。
2015年6月30日、湯の山温泉のご当地味噌「僧兵味噌」が発売になりました。
発売に伴い、湯の山温泉の板前さん達による「僧兵味噌」を使った料理コンテストが鹿の湯ホテルにて行われましたので、その様子をレポートいたします! 僧兵味噌料理の参考にしてみてくださいね!
僧兵味噌とは。そもそも僧兵とは。
僧兵味噌を使った料理コンテストの前に、僧兵味噌発売をPRするための記者発表が行われました。
するとなんと湯の山温泉協会 会長が僧兵の格好で登場。
こだわってますね!
No Miso, No Nabe!
さて、「僧兵味噌」とは、湯の山温泉開湯1300年を迎えるにあたり、湯の山温泉の郷土料理「僧兵鍋」のために新たに開発された郷土の味噌です。2015年6月30日に発売されました。
これまでの僧兵鍋は各店の味がバラバラで、赤味噌だったり白味噌だったり、肝心の味噌さえも統一されていませんでした。そこで、その課題を解決すべく新たに共通の味噌を開発するに至ったというわけです。
ちなみに僧兵鍋とは猪肉や山菜をふんだんに使った湯の山温泉の郷土料理です。僧兵たちがスタミナ源として食したのだとか。
湯の山温泉の僧兵に対する熱いソウル
ちなみに「僧兵」とは、中世日本で活躍した寺を護るために武装した修道士のことです。武蔵坊弁慶をイメージしていただくと分かりやすいかと思います。弁慶はまさしく僧兵です。
そして、僧兵味噌や僧兵鍋の他にも、湯の山温泉には、「僧兵まつり」があります。毎年10月第1週の土・日に開催される三重県下最大の火祭りです。
ここまで僧兵プッシュが続くと、湯の山温泉の僧兵に対する熱いソウルを感じますよね。
この僧兵まつり、タイマツ54本を装備した燃え盛る「火炎みこし」を担いで温泉街を練り歩きます。軽い気持ちで近づくと、ホンキでケガします………!
僧兵味噌 料理コンテスト
さて前置きが長くなってしまいましたが、今回のテーマは僧兵味噌の料理コンテストです。
湯の山温泉の調理師のみなさんに課されたお題は、
「僧兵味噌」を使った料理。
カレー、ハンバーグ、プリン、ラーメン、豆腐、肉団子etc… この日の料理はずらり21品。
試食した後、記者発表の参加者全員で投票して、1位を決めます。
私も投票させていただきました!
いざ試食
僧兵味噌ラーメン、うまし! 湯の山温泉にはB級グルメと呼べる商品がまだ無いので、これは「湯の山温泉B級グルメ」の座を狙えるかもしれませんね。
僧兵味噌肉団子。なかなかこってり。
僧兵味噌豆腐。盛り付けがオシャレです!
僧兵味噌鍋。スタンダードな感じがします。家庭でもできそうです。
僧兵味噌カレー。味に深みが出ています。味噌とカレーが意外とマッチしていました。
いざ投票
私はどれに一番惹かれたかというと僧兵味噌フォンデュでした。
どれほどかと言うと、写真を撮り忘れるほどです。
・・・
やっちまった……
僧兵味噌ラーメンにしようかと迷って僧兵味噌フォンデュに投票しました。
結果発表
開票作業が終わり、ついに結果発表です!
さあ、栄えある第1位は…
《1位》 僧兵味噌フォンデュ
来ました! 僧兵味噌フォンデュ!
海鮮でも野菜でも、とにかく美味しいんです。チーズと味噌の相性は抜群でした。味噌にこんな使い方ができるなんて驚きでした。おめでとうございます!
ちなみに僧兵味噌に、砂糖、マスカルポーネチーズ、米粉を混ぜて作るそうです。
さあ2位、3位と続きます。
《2位》 僧兵味噌ラーメン
私の中のB級グルメ候補です。やっぱり迷っただけあって他の方々からも人気だったようです。
《3位》 僧兵味噌プリン
これもインパクト大で美味しかったです。美味しすぎて写真を撮り忘れました……すみません。
最後に
和食の料理人によるコンテストだったにも関わらず、なんと和食がランクインしませんでした!(笑)こんなことってあるんだなぁ。
これだけ美味しいレパートリーを見てしまうと、僧兵味噌を使ってお料理したくなっちゃいます。
新発売の 湯の山温泉 郷土の味噌「僧兵味噌」をご賞味あれ。